東京駅の丸の内の南側に、かつて吉田鉄郎設計・1931年竣工の東京中央郵便局があり、現在はそれを生かしつつ、JPタワーというビルが建設されており、低層階(B1~6F)はKITTE(切手?)と呼ばれる商業スペースとなっています。
そのほとんどのスペースは、商品販売ショップであったりレストラン・カフェであったりするのですが、そのうち2階と3階のそれぞれ一部が、「JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク(INTERMEDIATHEQUE)」という展示施設(主催は東京大学総合研究博物館)になっています。出入口はそれぞれの階にあり(正式には2階のようです)、内部でもつながっています(階段があって外に出なくても2Fと3Fが行き来できます)。
展示物は、博物館的なもので、剝製であったり、過去の生物の骨の標本であったり、植物標本であったり、生産機械の模型であったりと、東京大学総合研究博物館の所蔵品とのことです。ちなみに、入館料は無料です。
KITTE自体あまり行ったことがありませんでしたが、それにしても、こんなところに、こんな展示施設があるとは思いもしませんでした。今回はKITTEに別な用件で行ったのですが、たまたま発見しました。KITTEに行ったのははじめてではありませんでしたが、以前は全く気付きませんでした。また、行ったのは金曜の夜でしたが、お客さんはぱらぱらといるくらいで、多くの人がその存在に気付いているようではありませんでした。
せっかくですから、もっと宣伝をしたらいいのに、と強く思う次第です。気づいていない人も多くいるに違いありません。このままでは、あまり知られぬまま、閉館となってしまうのではないかとおそれれています。
さて以上は前置きで、本題はここからです。
このインターメディアテクの2階の一部に、館内の他のスぺースとは大きく雰囲気の異なる、「現代的な」展示スペースがあり、そのスペースで、タイトルに書きましたような写真展が開催されています。より詳しくは以下のとおりです。
JP IN CONSTRUCTION 2
写真家鈴木弘之に魅えた東京中央郵便局
2026年7月28日(火)~10月4日(日)
JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク2階「GREY CUBE(フォーラム)」
https://www.intermediatheque.jp/ja/press/view/id/PR081
この展覧会は、2012年竣工のJPタワーの建設現場を撮影した写真展です。ただ、一部、1931年竣工の旧東京中央郵便局の建設現場(1929年~1931年)を撮影した写真(10数点)も展示されています(ただし撮影者の記載はなし)。
もう少し調べてみると、本日4月~7月には「JP IN CONSTRUCTION」という企画(こちらは、旧中央郵便局のほうに焦点が当てられているようです)が開催されていて、今回はその続篇で、1930年ごろの写真作品は前回の企画の展示作品からの再構成だだということもわかりました。
https://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/index/pasts/id/IMT0300
気づいていれば、前回の企画にも行ったのになと残念に思います。
今回の企画は、まだもう少し会期が残っていますので、ご関心のある方は、ぜひ来訪なさってください。