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開催してほしい展覧会(20世紀前半篇)

唐武と芸術写真の時代(2056)

こちらも大変遅ればせで、誠に申し訳ないのですが、2021年に次の展覧会が開催されていました。

 

唐武と芸術写真の時代

会  期:2021116日(土)ー214日(日)

会  場:岩手県立美術館 企画展示室

https://www.ima.or.jp/exhibition/temporary/20210116.html

 

「大正末期から戦前に岩手の写真界をリードした唐武の代表作約100点に、関連作品や資料を加えて紹介します。」ということで、大規模な企画です。展覧会カタログもあり、非常にいい内容で、展覧会カタログはまだ残部もあるようですので、ご関心のあるかたは、同美術館のミュージアムショップ・ガレリーナ(0196581230)までお問い合わせください。なお、ガレリーナの営業は企画展開催期間中だけということですので(美術館が開館していても、コレクション展だけの期間はお休み)、ご注意ください。

なお、ご担当の学芸員は、根本亮子、盛本直美、下岡史奈のお三方。展覧会カタログで解説を書いておられるのは根本さんなので、根本さんが中心ということかもしれません。ただ巻末の各種資料は分担をなさっています。1つの企画を3名で担当しているというのは珍しいですが、失礼ながら3名とも女性というのも面白い。なお、竹葉丈さんがカタログ巻頭の解説を書いておられるので、美術館を超えて指導なさったということなのでしょう

 

ちなみに、岩手県立美術館では、2011年に次の常設展で唐武が展示されていて、当時このスレでもご紹介しており(No.1012「唐武展」2011/10/ 9 23:48)、この美術館にはその時から注目していたのですが、にもかかわらず、恥ずかしながら、2021年の企画は事前に気づくことができませんでした。

 

岩手県立美術館・常設展 第2期展示

日時:2011713()2011925()

[特集]光と影のリズム 写真家・唐武の世界(オリジナル・プリント35点と関連資料)

https://www.ima.or.jp/exhibition/collection/158-collection20110713.html

 

2011年の際には、出品点数が少なかったこともあり、展覧会カタログは制作されなかったのですが、その後、10年間のうちにさらに調査も進んで、今回の企画として結実したということでしょう。素晴らしいことです。

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Akihoshi Yokoran
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