戦後についての情報ですが、次の本が刊行されています。
占領期カラー写真を読む
オキュパイド・ジャパンの色
佐藤 洋一・衣川 太一 著
岩波新書・新赤版 1964
刊行日 2023/02/21
ISBN 9784004319641
体裁 新書 ・ 254頁
最初は、てっきり、またもや、モノクロ写真に彩色をした作品か、と勘違いしてしまいましたが、占領軍が撮影した、正にカラー写真だそうです。やっぱり、当時は、豊かさにおいて、日米間で雲泥の差があったということを示しているのでしょう。
そういう意味でも、無謀な戦争であったということでしょう。
以前も書いたかもしれませんが、カラーだと、やはりモノクロでは存在しえない、極めて強い臨場感があります。ただ、その分、芸術性は低下する可能性もあります。「色」というのは、かなり難しいものです。
最後に、モノクロ写真への彩色は、こちらの本です。
AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争
庭田杏珠・渡邉英徳
光文社新書
2020/7/15