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開催してほしい展覧会(20世紀前半篇)

2018年の戦前の写真史に関する5大ニュース(1779)

1779
Aki***** 12月31日 09:32
>>1692

恒例の、「戦前の写真史に関する5大ニュース」です。
例年通り、「展覧会パート」と「書籍パート」にわけて、5件を選んでみました。
(それぞれのパートでの順番は、このスレでご紹介した時系列順です。)

まず、展覧会で3件。

1.『光画』と新興写真 モダニズムの日本
すでに昨年からご紹介しておりましたが、東京都写真美術館で開催された、「10年に一度の」と形容してもいいくらいの企画。展覧会カタログは国書刊行会から刊行され、おそらく、日本全国津々浦々の公立図書館に所蔵され、いたるところで「新興写真研究」の復刻を目にすることができるようになった、という驚異的なおまけつきでした(重複して、「書籍パート」の「5大ニュース」に含めてもいいくらいです)。
詳しくは、以下をご参照ください。
1694【『光画』と新興写真 モダニズムの日本】
1707【「『光画』と新興写真」の作品リスト】
1710【「『光画』と新興写真」の展覧会カタログ】(さいご)
1709【「『光画』と新興写真」の展覧会カタログ】(つづき)
1708【「『光画』と新興写真」の展覧会カタログ】
ところで、発見された「独逸国際移動写真展」(1931年)の出品リストは、公開される予定はないのでしょうか?

2.丹平写真倶楽部の三人展:音納捨三,河野徹,椎原治
MEMでの企画。さすがに小規模ですが、美術館以外で開催されることが極めて考えにくい貴重な企画です。
詳しくは、以下をご参照ください。
1693 【丹平写真倶楽部の三人展:音納捨三,河野徹,椎原治】

3.森堯之写真展
いやはや、白山さんには、毎年驚かされます。
詳しくは、次をご参照ください。
1761【森堯之写真展 「朝鮮・1939年」】
続けて、書籍に関しては、次の2件

4.マン・レイ 軽さの方程式
この本は、きわめて知名度があるにもかかわらず、今まで「研究」の分野で光が当てられてこなかったマン・レイに関する、とても意欲的な作品です。書店や公立図書館で見かけたら、ぜひ手に取ってご覧いただきたいと思います。
和書としてこの時代の写真を正面から取り扱った久しぶりの本、という意味でも注目しておきたいところです。
詳しくは、以下をご参照ください。
1737【マン・レイ 軽さの方程式】

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