少し前ですが、次の本が刊行されています。
芸術家たちの危機―戦争の世紀のなかで
佃 堅輔
西田書店
発売日: 2020/1/20
¥2,970
単行本: 244ページ
ISBN-10: 4888666458
ISBN-13: 978-4888666459
表紙を見ても、間違いなく、20世紀前半の作家が多く取り上げられていることがうかがえ、実際にも取り上げられている作家は14人。
内容について期待できると思います。
目次は以下のとおり。
1
禅と水墨画への傾斜―ユーリウス・ビシエール
針金による抽象彫刻―ハンス・ウールマン
社会的人間像への鋭い観察―ヨーゼフ・シャルル
印象を色彩の歌に―マリアンネ・フォン・ヴェレフキン
大都市のエモーション―ゲオルゲ・グロッス
渦巻き、生と死のシンボル―フンデルトヴァッサー
詩的オヴジェ・トルヴェ―クルト・シュヴィッタース
愛すべき画家の告白―イダ・ケルコヴィウス
忘れがたき仲間―エーリッヒ・ヘッケル
2
神話へのいざない―マルク・シャガール
焼失した絵“哲学”―グスターフ・クリムト
画家たちの深い友情―ヤウレンスキーとクレー
オランダ、孤独な日々―マックス・ベックマン