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開催してほしい展覧会(20世紀前半篇)

すべての美術書のデータベース(2024)

前回と同様に、夢想の世界のように思われるかもしれませんが、こちらは、正直なところ、夢想などと言っている場合ではないように思っています。

 

すべての美術書、その意味するところは、言語を問わずすべての美術書のことで、それを網羅的に収録したデータベースが必要です。

各種図書館・図書室ごとにその所蔵している書籍のみをまとめたデータベースではなく、Amazonによる疑似データベースでもなく、ISBNを持っている書籍のみのデータベースでもなく、もちろん、言語を超えた検索をまとめてできるデータベースであるべきで、検索もタイトルや編著者のみではなく例えば「20世紀前半のアフリカの写真」というような主題からの検索ができることが必須で、、、などと書いていくと、だんだんと「夢想」に近づいて行ってしまいそうですが、そんなデータベースがいつまでたってもできないことの方が、当方にとっては顔をしかめたくなることです。

 

データベース先進地域であるはずのヨーロッパには、ヨーロッパの言語に限れば、そんなデータベースがありそうですが、寡聞にして知りません。あるのであれば、どなたか教えていただきたいものです。仮に、もしもそんなものが先行してあったとしたら、日本は、ヨーロッパについてはほおっておいて、アジアという地域についてまとめる責任があるのではないでしょうか?

 

自分では何も行動を起こしていないくせに、美術書を網羅的に検索することができない世界に絶望することは勝手すぎるでしょうか?

 

なお、この点は、本当は「美術書」のみではなく、書籍一般について考えるべきことですが、このスレッドのテーマを超えるため、それについては触れません。

 

 

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Akihoshi Yokoran
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