次の本が刊行予定です。
原爆写真を追う - 東方社カメラマン林重男とヒロシマ・ナガサキ
林重男/井上祐子
みずき書林(2022年11月末発売予定?)
価格 ¥2,860(本体¥2,600)
著者の井上祐子さんは、以前から東方社や戦争(太平洋戦争だけではなく、日清・日露戦争も)に関連する写真を、広く追っておられる方で、以前もこのスレでご紹介したことがありました。
今回の著書は、タイトルからして、戦後の写真についての本ではありますが、「東方社」という言葉もサブタイトルにありますので、戦前とのつながりについても記載されているかもしれないと、ご紹介いたしました。
実物を拝見できれば、その辺りについて再度ご紹介したいところです。
なお、本書は、林重男『爆心地ヒロシマに入る―カメラマンは何を見たか』(岩波書店、1992年初版)に詳細な評伝と注を加えて再編集したもの、だそうです。この岩波の本は、岩波ジュニア新書のようです。
https://www.mizukishorin.com/25-3%E5%8E%9F%E7%88%86%E5%86%99%E7%9C%9F%E3%82%92%E8%BF%BD%E3%81%86
最後に目次を掲載しておきます。
はじめに
第Ⅰ部 爆心地ヒロシマに入る――カメラマンは何を見たか 附補注
第Ⅱ部 解説 原爆と東方社――写真家・林重男小伝
参考文献
掲載図版一覧
あとがき