次の展覧会が開催予定です。
JCIIフォトサロンコレクション展 《前期》
開催期間:2019年10月29日(火)〜2019年12月1日(日)
場所:JCIIフォトサロン
https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2019/09/20/21223/
展示作品:約 80点(1913年~1960年に撮影・発表の作品)
なお、「《後期》 12月3日(火)~12月25日(水)」の展示作品は「 約140点(1961年~2014年に撮影・発表の作品)」となっています。
ここ数年、JCIIフォトサロンでは、(主として)年末に白山眞理さんによる驚くべき企画が継続されていましたが、本年はこの企画がそれに該当するようです。
紹介のページからすると、
・渡辺淳の〈冬〉(1926年)
・田村栄〈白い花〉(1931年)
・土門拳の人形職人の手さばき(1938年)
は含まれていることがわかりますが、上記約80点のうち、戦前の作品が全部で何点かは定かではありません。とはいえ、期待いたしましょう。
(とともに、実は時期を少し変えて、年始に「驚くべき企画」が開催されるのかもしれませんので、油断しないでおきましょう。)
なお、過去の「驚くべき企画」とは、例えば、以下のとおりです。
(年末の企画に限りません)
森堯之写真展「朝鮮・1939年」
開催期間:2018年11月27日(火)〜2018年12月25日(火)
https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2018/11/27/9043/
(No.1761(2018年10月21日 13:56)参照)
金丸重嶺vs名取洋之助――オリンピック写真合戦 1936
2018年6月5日(火)~7月1日(日)
展示点数: 約81点 (金丸38点、名取43点)
https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2018/06/05/9048/
吉田謙吉写真展「満洲風俗・1934年」
2018年4月3日(火)~5月6日(日)
展示点数:約150点
https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2018/04/03/9118/
(以上2件まとめて、No.1733(2018年7月22日 15:48)参照)
「山端祥玉が写した1939年万博の旅」
開催期間:2017年11月28日(火)〜2017年12月25日(月)
https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2017/11/28/9112/
(No. 1686(2017年12月17日)参照)
2016年以前の展覧会の紹介は、JCIIフォトサロンのページにはすでに掲載されていませんでしたが、わかる範囲で、以下のとおりです。
秘蔵写真 伝えたかった中国・華北 京都大学人文科学研究所所蔵 華北交通写真
開催期間:2016年11月29日(火)~12月25日(日)
(No.1546(2016年12月18日 13:43)およびNo.1545(2016年12月11日 11:09)参照)
赤羽末吉スケッチ写真 モンゴル・1943年
2016年5月31日(火)~6月26日(日)
約90点 (全作品モノクロ)
(No. 1470(2016年5月1日 16:28)参照)
ポンピドゥー・センターでドラ・マールの展覧会が開催され、その展覧会カタログが刊行されています。かなり大部の本です。
https://boutique.centrepompidou.fr/en/evenement/g536/dora-maar-exhibition/1/
1 June 2019 - 29 July 2019
(なお、同展は、2020年にかけて、Tate ModernとJ. Paul Getty Museumに巡回)
Dora Maar
Editors: Damarice Amao, Amanda Maddox, Karolina Ziebinska-Lewandowska
Centre Georges Pompidou Service Commercial
言語: 英語
ISBN-10: 2844268501
ISBN-13: 978-2844268501
発売日: 2019/5/28
商品パッケージの寸法: 29.2 x 2.6 x 23.7 cm
2019年12月3日には、ゲッティからハードカバー版が刊行されるようです。
ハードカバー: 208ページ
出版社: J. Paul Getty Museum
言語: 英語
ISBN-10: 1606066293
ISBN-13: 978-1606066294
発売日: 2019/12/3
一見すると、見たこともない作品も多く、ドラ・マールが、しばしばそれだけが紹介される、前衛的な作品(オブジェのような図形で光と影を強調したり、フォトモンタージュを駆使したりする党な作品)ばかりではなく、ポートレートや街の写真やドキュメンタリー的な作品も残していることがわかります。絵画作品すら掲載されており、正に全貌が紹介されていることなのでしょう。
なお、ドラ・マールというと、ピカソとの関係、また、ピカソの「泣く女」のモデルとなっていることでも有名ですが、それを踏まえて、以下の2冊もご紹介します。
Picasso: Life with Dora Maar: Love and War 1935-1945
Anne Baldassari (著)
ハードカバー: 320ページ
出版社: Flammarion
言語: 英語
ISBN-10: 2080305212
ISBN-13: 978-2080305213
発売日: 2006/10/3
商品パッケージの寸法: 22.9 x 3.2 x 28.9 cm
Dora Maar: Paris in the Time of Man Ray, Jean Cocteau, and Picasso
Louise Baring (著)
ハードカバー: 224ページ
出版社: Rizzoli
言語: 英語
ISBN-10: 0847858537
ISBN-13: 978-0847858538
発売日: 2017/3/28
商品パッケージの寸法: 21.1 x 2.3 x 26.2 cm
>>1826
先にNo.1826でご紹介した「Art Since 1900」(図鑑1900年以降の芸術)ですが、p274に「FILM und FOTO」の出品写真家として、当方がすぐにわからない名前が3つ掲載されていました。以下の3人です。
エンネ・モスバッヒャー:Aenne Mosbacher (1888-1954)
エアハルト・ドーナー:Erhard Dorner (active c. 1930)
ヴィリ・ルーゲ:Willi Ruge (1892-1961)
最初の写真家エンネ・モスバッヒャーについては、p276に図版も掲載されています(図版3)。
それにしても、「FILM und FOTO」の全貌を明らかにするような文献、出てこないものですかね。
取り急ぎ以上です。
>>1693
・丹平写真倶楽部の三人展:音納捨三,河野徹,椎原治(2018年1月6日(土)~1月28日(日))
そして、
・戦後の浪華写真倶楽部 津田洋甫 関岡昭介 酒井平八郎をめぐって(2019年3月2日(土)~3月24日(日))
に続いて、またもやMEMですごい企画です。
(後者は、戦後の作品が対象ということで、ご紹介できていませんでしたね。)
K.P.S. 植木昇 小林祐史 二人展
会期|2019年9月14日(土) – 10月6日(日)
会場|MEM map
営業時間|12:00-20:00
定休日|月曜日 [祝日または祝日の振替休日は開廊し、翌日休廊]
電話|03-6459-3205
http://mem-inc.jp/2019/08/29/190914kps/
レクチャー/オープニングレセプション
日時|9月14日(土) 18:00 -
ゲスト|金子隆一 (写真史家)
会場|MEM
参加費|無料
K.P.S.とは「キヨト・フォト・ソサエティ」ですが、以前から名前を見たことがあるだけで(例えば、『日本写真家事典』の小林祐史の項)、何も情報がないため、情報が出てこないか、企画が開催されないかと待ち望んでいました。
残念ながら、今回は、戦後すぐの作品に限られているようですが、これをきっかけに、戦前の作品まで掘り起しが進めば、と願っております。
少なくとも、今回、戦前から活動していたメンバーとして、小林祐史以外の名前が出てこないものかと思います。
いずれにしても、こんな機会はめったにありません。とにかく皆さん、可能なかたは、MEMまで足を運びましょう。
次の本が刊行されています。キュビスムの事典(キュビスム事典)ということですね。
Dictionnaire du cubisme, centre pompidou, 2018, ¥5,538(€32)
Author: Sous la direction de Brigitte Léal
ISBN-10: 2221219910
ISBN-13: 978-2221219911
250 entries
https://boutique.centrepompidou.fr/en/monograph-and-art-movements/dictionnaire-du-cubisme/1303.html
「October 17th 2018 to February 25th 2019」に開催された展覧会のカタログ的位置づけの本のようです。値段から推測して、あまり大部な本ではありません。
日本のどこかで実物が見られないものでしょうか?
いや、でも、フランス語ですよね。「事典」でフランス語だと、当方の場合、フランス語を読むことができないので意味がないですね。
時間がたてば、日本語訳も出るかもしれませんが、しかし、それを待っていられるでしょうか?(その前に、英語訳が出るかも?)
いずれにしても、このような本が今まで刊行されていなかったということが残念であるとともに、この本にそれだけ期待しています。