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開催してほしい展覧会(20世紀前半篇)

飛び込んでくる情報(1933)

以前から、ネット上の検索については、いろいろと苦情を書いていますが、なかなか検索に関する技術が発展せず、21世紀になってからもよくなっていない、という現状があります。

 

以前にも書きましたように、もし「人」という単位で考えねばならないのであれば、数百人の美術家や写真家を対象と考えていますので、いちいちそんな人数で頻繁に(いやたったの1回でも)検索することは無理ですし、また、自分が知らない美術家や写真家の情報のほうがむしろほしい、という、現在の「検索機能」の思想とは相容れない希望もあるため、現時点での検索に頼ることはできません。

 

すぐに思いつくアイデアをあえて言えば、網羅的な表現、例えば「20世紀前半の美術」で検索すればいい、ということになりますが、そんな検索では、いったい何万件、何億件の情報がヒットすることになるか、逆に、「20世紀前半」ではなく、「戦間期」「1920年代」「1930年代」という表現を使っているサイト、または、時期的なことに何も触れていないサイトは、ヒットしてくれないことになりそうです。

他方、仮にヒットした件数を絞ることができたとしても、多くの人が知っている、ありふれた情報が先に出てくるでしょう。とりあえず、そういう情報は必要ありません。今までネット上には存在しなかった、そういう意味での新しい情報こそほしいのですがそれに絞る方法はあるでしょうか。個々のページが最近作成されたかどうか、最近公開されたかどうか、で結果を絞る方法はあるようですが、ここで求めている「新しさ」は、個々のページの新ではなく、掲載されている情報の「初出性」という意味での新しさですから、絞る方法はなかなかなさそうです。

 

今回は、ここから先を書きたかったのですが、正直もう検索には飽き飽きしています。別な表現を使いますと、検索に時間を使いたくないと思っています。

そこで、情報が向こうから勝手に飛び込んでくるような仕組みをお願いしたいと思っています。ある種の検索では、「アラームリスト」「アラートリスト」のようなものがあり、定めた条件と表現が一致するものがメールで知らされるというようなサービスですが、GoogleAmazonではそういうサービスはないようです。仮にあったとしても、上記のとおり、個別の人名などと一致させるアラームでは、件数が膨大になり、必要不要の区分けする手間がかかりすぎて意味がありません。これを、例えば「20世紀前半の美術・写真」などの表現で、そのまま何万件のアラームが出るわけではなく、当方が希望する情報に絞ってアラームを出してくれるサービス、名付けて「飛び込んでくる情報」というサービスをぜひ実用化していただきたいと思います。情報を絞るという判断は、もちろんAIにお願いしたいのですが、その絞る条件の詳細は頼む側の人間が明確化しなければならないわけですが、その絞る手間も含めてAIに頼りたいところです。

スーパーコンピューターならば、何かを示してくれるでしょうか? それとも、こんなことでも、まったく見当違いなのでしょうか?

 

どこにお願いしたらいいのかも全く分かりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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