No.1977で「世界の写真家101(20世紀前半篇)」という展覧会企画を思いついた理由については後日、ということを書きました。
もともと、写真展は、標準的に、個々の写真家の個展・回顧展を希望していましたし、このスレにもそのような企画への希望を書いたこともあったと思います。
ところが、そろそろ、そのような個展・回顧展は無理ではないかと思うようになってきました。
その理由は2つ。
1.そもそも、当方が個展・回顧展を希望する写真家が、すでにマイナーになってきている。
2.もしも個展・回顧展をするのならば、20世紀後半以降にいくらでも候補の写真家がいるので、わざわざ企画が難しい(作品・資料が第二次世界大戦をはさんで散逸していたり、写真家ご本人がすでにご存命でないなど)20世紀前半の写真家(今まで企画されてこなかったような写真家)を選ぶことはごくまれになってきている。
ということで、それでも20世紀前半の写真家の作品をどうしても見たいのならば、グループ展、しかも、マイナーな写真家が必然的に選ばられるようなグル-プ展をあえて考えた、ということになります。20世紀前半で101人の写真家を選んだら、それはそれなりにマイナーな写真家も入ってくるだろうと思います。
よろしくお願いします。
それではまた来年。
ご健康にご留意ください。