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開催してほしい展覧会(20世紀前半篇)

キュビスム展―美の革命(2060)

No.2038でご紹介した展覧会、その後もう5か月以上たちますが、なかなか情報が出てきませんね。

 

「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展美の革命」

国立西洋美術館:2023103日[火]~2024128日[日]

京都市京セラ美術館:2024320日[水・祝]~77日[日]

https://cubisme.exhn.jp/

・主要作家約40人による絵画や彫刻を中心とした約130

50点以上が日本初出品

・日本でキュビスムを正面から取り上げる展覧会はおよそ50年ぶり

 

期待は高まります。

 

なお、東京における国立美術館の分担としては、国立西洋美術館がカバーするのは、本来は、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌあたりまでで、それ以降、すなわちピカソ、マティス以降は、おおむね東京国立近代美術館がカバーするというような分担なのではないかと思います。ただし、「キュビスム」は例外で、国立西洋美術館で企画されることがあり得て、それは国立西洋美術館がル・コルビュジエ設計によるものだという事情と関係していると思われます。

とはいえ、国立新美術館が2007年に開館して、そのような分担も相当に怪しくなっています。そもそも、少し前に東京国立博物館でマルセル・デュシャン展が開催されてしまったくらいです。

 

ちなみに、「50年ぶり」というのは、前回の展覧会は次の展覧会のことをさしているのでしょう。

 

キュービズム展

東京国立近代美術館 , 1976.10.2-11.14

京都国立近代美術館 , 1976.11.23-12.19

 

時期的に行ったことがあるはずはないのですが、展覧会カタログは持っていたかもしれません。

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