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開催してほしい展覧会(20世紀前半篇)

マグリット400(2064)

次の本が刊行されています。

 

マグリット400

ジュリー・ワセージュ

青幻舎インターナショナル(2023/06発売)

価格 ¥3,850(本体¥3,500

https://www.seigensha.com/books/978-4-86152-908-5/

翻訳者:井上舞

判型:A5

総頁:480

【目次】

1919-1925年 抽象画、シュルレアリストになるまでの試み

1926-1930年 暗黒時代

1927-1930年 言葉とイメージ

1931-1942年 選択的親和性

1943-1947年 陽光のシュルレアリスム

1948年 「牝牛(ヴァッシュ)」の時代

1947-1967年 日常の中の詩

 

オリジナルは、以下の本のようです。ハードカバーの本のようです。

 

Magritte in 400 images

Waseige, Julie

Ludion2021/10発売)

9789493039162

紀伊國屋ウェブストアでの価格 ¥4,666(本体¥4,242

 

ルネ・マグリットの作品が(生涯作約1,700点のなかから)400点カラーでというのは、確かに多い。ルネ・マグリットのレゾネも東京の美術館図書室では見ることができますが、行くことができる人は限られますし、図版はカラーでもありません。この本が全国各地の公立図書館に入れば、うれしい限りです。

 

ところで、Taschenから日本語で刊行されている、ピカソ、ダリ、ゴッホなどの作家のぶあつい作品集などもあり、「大」作家については、多くの図版が見られる状況が次第に整いつつあるのではないかと思います。日本で開催された展覧会の展覧会カタログを入れれば、さらに、多くの作家の作品図版を見ることができるのだと思います。

 

しかし、20世紀前半の画家でもよりマイナーな作家に関しては、まだまだ容易に見ることができる図版が足りないと感じています。例えば、そういう作家を20人選べば、

 

20作品×20人分=400作品

 

と今回の本と同じ400点になりますので、それで書籍としてなりたちそうですが、いかがでしょうか?

 

とすると、問題は、その20人の選択ですね。それについてはまた後日。

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Akihoshi Yokoran
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