13 ジョアン・ミロ 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1988.12
ロサ・マリア・アレ‖著 佐和 瑛子‖訳
14 ワッシリー・カンディンスキー 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1988.12
フランソワ・ル・タルガ‖著 佐和 瑛子‖訳
15 アントニオ・ガウディ 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1988.5
イグナシ・デ・ソラ‐モラレス‖著 高橋 武智‖訳
16 サルヴァドール・ダリ 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1988.5
イグナシオ・ゴメス・デ・ディアーニョ‖著 佐和 瑛子‖訳
17 マルク・シャガール 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1987.10
マルク・シャガール‖画 フランソワ・ル・タルガ‖著 佐和 瑛子‖訳
18 マグリット 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1987.10
マグリット‖画 ペル・ジムフェレール‖著 横倉 れい‖訳
なお、このシリーズと似たシリーズに「モダン・マスターズ・シリーズ」というものがあります。むしろ、20世紀後半が主のような気がしますが、念のため、わかる範囲で、以下に挙げます。(順不同)
1 コンスタンチン・ブランクーシ モダン・マスターズ・シリーズ (図書)
美術出版社 1991.2
エリック・シェインズ‖著 中原 佑介‖訳 水沢 勉‖訳
2 マルク・シャガール モダン・マスターズ・シリーズ (図書)
美術出版社 1990.8
アンドリュー・ケーガン‖著 大島 清次‖訳 川口 幸也‖訳
3 ジャスパー・ジョーンズ モダン・マスターズ・シリーズ (図書)
美術出版社 1990.4
リチャード・フランシス‖著 東野 芳明‖訳 岩佐 鉄男‖訳
4 ジョージ・シーガル モダン・マスターズ・シリーズ (図書)
美術出版社 1990.2
フィリス・タックマン‖著 酒井 忠康‖訳 水沢 勉‖訳
5 アーシル・ゴーキー モダン・マスターズ・シリーズ (図書)
美術出版社 1989.12
メルヴィン・P・レーダー‖著 岡田 隆彦‖訳 篠田 達美‖訳
6 ウィレム・デ・クーニング モダン・マスターズ・シリーズ (図書)
美術出版社 1989.10
ハリー・F・ゴーグ‖著 桑原 住雄‖訳 斉藤 泰嘉‖訳
7 ジャクスン・ポロック モダン・マスターズ・シリーズ (図書)
美術出版社 1989.8
エリザベス・フランク‖著 石崎 浩一郎‖訳 谷川 薫‖訳
8 アンディ・ウォーホル モダン・マスターズ・シリーズ (図書)
美術出版社 1989.5
カーター・ラトクリフ‖著 日向 あき子‖訳 古賀林 幸‖訳
以前、美術出版社から、『現代美術の巨匠』というシリーズが刊行されていました。次の本は、そのうちの1冊です。
ワッシリー・カンディンスキー 現代美術の巨匠
フランソワ・ル・タルガ∥著 佐和 瑛子∥訳
美術出版社
1988.12
大きさ:31cm
ページ数:128p
図版数:125点
ほぼA4サイズのハードカバーで、正確な点数は覚えていませんが、全部で20点弱は刊行されたのではないかと思います。見つかったものを末尾に記載しておきます。
オリジナルは、扉裏の著作権の表示を見ると、スペイン・バルセロナのPoligrafa社(ポリグラファ)のようで(すなわちオリジナルはスペイン語か?)、アメリカのRizzoli社(リゾーリ)からも英語版が刊行されていました。スペイン語版と英語版が同じ点数かどうかは定かではありませんが、少なくとも日本語には全点が翻訳されているわけではありません。
で、申し上げたかったのは、当方にとって、理想的な美術書・理想的な画集とは何なのかを考えることがあって、それが、どういう美術手や画集を今後刊行していただきたいかということとと重なってきます。そして、実は、非常にオーソドックスながら、このシリーズが、理想的な美術書・画集に近いのではないかと思い始めています。このシリーズの他の巻も含めて、掲載作品点数もだいたい120点と多く、作家の活動の全体をカバーしており、しかも、ほぼすべてがカラー図版です。残念なのは、さすがに、対象となる美術家が限られるということです。例えば20世紀前半だけで100人となると、さすがに無理ですね。それをある程度補うことができるのが、ネットの世界なのかもしれません。しかし、ネットでも、20世紀前半100人は困難なように思います。
この点については、引き続き考えてみたいと思います。
(以下順不同)
1 マレーヴィチ 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1995.1
セルジュ・フォーシュロー‖著 佐和 瑛子‖訳
2 デ・キリコ 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1994.2
ペル・ジムフェレール‖著 佐和 瑛子‖訳
3 ルオー 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1993.8
ファブリース・エルゴ‖著 佐和 瑛子‖訳
4 アンリ・マティス 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1993.6
サラ・ウィルソン‖著 佐和 瑛子‖訳
5 クリスト 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1991.11
マリーナ・ヴェゼイ‖著 三宅 真理‖訳
6 エドヴァルト・ムンク 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1991.8
アルフ・ビョー‖著 吉岡 晶子‖訳
7 ポール・デルヴォー 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1991.1
マルク・ロンボー‖著 高橋 啓‖訳
8 アントニ・タピエス 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1991.1
ヴィクトリア・コンバリア・デグセウス‖著 伊藤 洋子‖訳
9 マックス・エルンスト 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1990.5
ペル・ジムフェレール‖著 椋田 直子‖訳
10 マルセル・デュシャン 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1990.5
グロリア・モウレ‖著 野中 邦子‖訳
11 フランシス・ベーコン 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1990.1
ミッシェル・ライリー‖著 佐和 瑛子‖訳
12 ジョルジュ・ブラック 現代美術の巨匠 (図書)
美術出版社 1990.1
セルジュ・フォーシュロー‖著 佐和 瑛子‖訳
以前No.1962で、美術書は、図版と文章の両方が掲載されているので、ページをそのまま電子化することも多いのではないか、そうするとコンピュータの画面上では文字が小さくて読みにくいので、いちいち文字を拡大して読むことになり、手間もかかり、美術書は電子化(電子版)に向かないのではないか、ということを書きました。
ここで、もう1点、美術書が電子化(電子版)に向かないのではないかという点に思い至りました。
美術書の大きなポイントの1つは、申し上げるまでもなく「図版」です。最大のポイントといってもいいかもしれません。そして、図版が良質であることを「売り」にしている美術書も多いと思います。特に美術全集といったものは、最近はそもそも刊行されませんが、図版の質を重視し、印刷映えのする用紙を用いて、大きなサイズの図版を多く掲載していたりします。だからこそ、美術全集の本などは大きく重くて持ち運びが大変となり、電子化することで図書館で借りる時の大変さを解消できるのではないか、などと書いたこともありました。(No.1958。なお、入手しやすくなるという可能性についてNo.1941もご参照ください)
しかし、大きな図版、たとえばA4縦サイズでもかなり迫力がありますが、これをコンピュータの画面で表示したらどうなるでしょうか? 特殊なサイズのモニターをお使いの方であれば別でしょうが、通常のパソコンの画面であれば、A4縦のサイズなど表示できません。全体を見るためには縮小するしかありません。逆に元のサイズを維持しようとすると、今度は全体が画面に表示されません。
この点は極めて致命的であるように思います。
なお、電子版であれば、もともとのサイズよりも拡大することができ、そのことで細部は見やすくなるのかと思いますが、それとこれとは別の話です。
「図版」という特別な事情により、やはり美術書は電子化に向かないのではないか、なかなか電子版は普及しないのではないか、という懸念が生じてきます。
この点については、今後もさらに考えてみたいと思います。
自分で自分用の美術書(画集)を作る?(当方、そもそも自分では絵を描いたりはしませんが、自分の絵の画集という意味ではありません。)
そんなことが可能なのでしょうか?
もちろん、販売や配布を目的としたものは無理ですが(著作権の観点からも質の観点からも)、自分用(自分専用)であれば、できなくはありません。ウエブ・マジックと呼べるかもしれません。
探せば探すほど、各種ウエブサイトに、各種美術作品の写真が掲載されています。その中にはコピーできないファイルもありますが、たいていの場合コピーは可能です。
そこで、それらの画像をコピーし集めて、WORDファイルに貼り付け、適切に並べれば、はい、画集の出来上がり。
ただ、最大の難は、それらの画像はたいてい「サイズが小さい」ということです。そのまま画像を大きく拡大しても(拡大自体は可能でも)、鑑賞には堪えません。その点は我慢するしかありません。(もしかすると、画像ファイルのサイズを大きくしてかつ画像の質をよくする(鮮明化する)ことができるような、「科捜研」的アプリがネット上で入手できるかもしれませんが?)
また、欲しい画像がすべてネット上にあるとも限りません。その場合には、実際に紙の形式で刊行されている画集や展覧会カタログを探して、自分で画像ファイル化して追加しましょう。
何ともお手軽なことですが、実際に実行可能ではあります。これで、「自分が希望する内容の美術書(画集)がいつまでたっても刊行されない!」などという不平・不満が多少は軽減されるかもしれません。
ご関心のある方はお試しください。モノグラフもよし、いろいろな作家の作品を集めた「私の好きな絵画100選」「私の好きな写真100選」をつくるもよし。
この点は、またもう少し書いてみたいと思っています。
「B」の欄の「△」は、取り上げられている作品が戦後の作品であることを意味しています。が、正確には、「A」の中にも、「△」が含まれています。
なお、表の「A」で「X」となっている小石清の「初夏神経」もそうでしたが、堀野正雄の「カメラ・眼×鉄・構成」も「A」の「シリーズ」に選ばれている「日本写真史の至宝[全6巻+別巻1]」に含まれています。
3冊とも収録している写真家をピックアップすると、以下の16人
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3 |
福原信三(1883-1948) |
〇 |
〇 |
〇 |
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7 |
淵上白陽(1889-1960) |
〇 |
〇 |
〇 |
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8 |
野島康三(1889-1964) |
〇 |
〇 |
〇 |
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4 |
福原路草(1892-1946) |
〇 |
〇 |
〇 |
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10 |
山本牧彦(1893-1985) |
〇 |
〇 |
〇 |
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12 |
中山岩太(1895-1949) |
〇 |
〇 |
〇 |
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13 |
飯田幸次郎(1895-1966) |
〇 |
〇 |
〇 |
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15 |
塩谷定好(1899-1988) |
〇 |
〇 |
〇 |
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25 |
安井仲治(1903-1942) |
〇 |
〇 |
〇 |
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31 |
影山光洋(1907-1981) |
〇 |
〇 |
〇 |
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35 |
名取洋之助(1910-1962) |
〇 |
〇 |
〇 |
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38 |
桑原甲子雄(1913-2007) |
〇 |
〇 |
〇 |
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39 |
植田正治(1913-2000) |
〇 |
〇 |
〇 |
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46 |
濱谷浩(1915-1999) |
〇 |
〇 |
〇 |
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50 |
山端庸介(1917-1966) |
〇 |
〇 |
〇 |
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52 |
林忠彦(1918-1990) |
〇 |
〇 |
〇 |
このスレではかなりおなじみの顔ぶればかりになります。
最後に、これら3冊に収録されていないからといって、「重要な写真家ではない」という結論にはならない、ということを念のため書いておきます。冒頭に書きました、「D:日本写真家事典(328人、2000年)」では「1880年~1920年生まれのみで150人程度」ですから、3冊の合計62人の倍以上です。しかも、「日本写真家事典」といえども網羅的とはいえず、たとえば、金丸重嶺などは抜けています。