冨山由紀子:14件
土屋誠一:10件
小原真史:9件
河村 彩、成相 肇:各2件
沢山 遼、金 相美、井上雅人、高橋聡太:各1件
以上で9名で合計41件です。
それぞれの執筆者のかたの簡単なプロフィールは、次のページから見つけることができます。
https://artscape.jp/dictionary/author/index.html
(著者紹介)
項目をつぶさに見てみますと、若干偏りがある、すなわち、抜けている項目があるように思います。例えば、
・「丹平写真倶楽部」はあるのに、「浪華写真倶楽部」がない。さらに、「東京写真研究会」がない(「芸術写真」でも言及されていない)。
・「ピクトリアリズム」はあるのに、その後の時期に該当する「ノイエ・フォト」「ニュー・フォトゲラフィー」がない。(日本の「新興写真」はあるけれども)
・「フィルム・ウント・フォト展」(「独逸国際移動写真展」は「新興写真」の中で触れられているけれども)
・「ノイエ・ザッハリッヒカイト」(カール・ブロスフェルト、アルベルト・レンガー=パッチュ)
・雑誌「白陽」
・「都市写真」(アジェ、アボットなど)
・「アンドレ・ケルテス」の戦間期の仕事にどこかで触れてほしい
写真関係以外の項目についても、ぜひご参照ください。
最後に、「アートワード」の著者一覧(写真関係に限られない)を掲載します。
著者一覧
朝倉三枝 蘆田裕史 足立元 天内大樹
荒木慎也 有山宙 安城寿子 池田剛介
市川紘司 伊藤亜紗 伊藤幹 井上雅人
荏開津広 江川拓未 遠藤みゆき 遠藤亮平
大泉和文 太田智己 太田純貴 大山エンリコイサム
大山エンリコイサム+荏開津広 岡村健太郎 奥本尚子 小野英志
小野寛子 門林岳史 門脇耕三 金指大地
金子智太郎 柄沢祐輔 河合政之 河村彩
金相美 木村覚 工藤雅人 椚座基道
栗栖智美 暮沢剛巳 小原真史 小林嶺
阪本裕文 沢山遼 塩崎浩子 下西奏
城一裕 角井誠 曽我部哲也 高橋聡太
高橋智子 高橋麻衣 瀧本雅志 高城梨理世
田口純子 竹内有子 田中由紀子 千種成顕
長チノリ 土屋誠一 土屋ユリ 冨山由紀子
土居伸彰 中川克志 中嶋泉 中島水緒
中山亜美 成相肇 西川智也 野田吉郎
橋本優子 平光睦子 福住廉 藤田千彩
星野太 堀潤之 松原慈 松本晴子
宮田徹也 森啓輔 渡邉宏樹
(79名)
大阪市立大学倉方研究室
足立優太 上杉昌男 植野靖隆 打集宣善
打田小春 喜多亮介 塩原裕樹 立石龍壽
西村唯 藤本絵理 細川大貴 堀野彩
森下涼
(13名)
この選択は基準のはっきりしない極めてあいまい、かつ当方の感覚的なものですが、この41項目について、逆に、執筆者別に見てみると、以下の通り。
|
連番 |
項目名 |
執筆者 |
|
2. |
『アサヒグラフ』 |
冨山由紀子 |
|
3. |
芦屋カメラクラブ/ACC |
冨山由紀子 |
|
36. |
組写真 |
冨山由紀子 |
|
39. |
『決定的瞬間』アンリ・カルティエ=ブレッソン |
冨山由紀子 |
|
48. |
『光画』 |
冨山由紀子 |
|
87. |
新興写真 |
冨山由紀子 |
|
101. |
前衛写真協会 |
冨山由紀子 |
|
102. |
ソラリゼーション |
冨山由紀子 |
|
106. |
丹平写真倶楽部 |
冨山由紀子 |
|
126. |
ニューヨーク近代美術館写真部門 |
冨山由紀子 |
|
136. |
ピクトリアリズム |
冨山由紀子 |
|
148. |
ベス単 |
冨山由紀子 |
|
158. |
ライカ |
冨山由紀子 |
|
178. |
『20世紀の人間たち』アウグスト・ザンダー |
冨山由紀子 |
|
6. |
『アメリカン・フォトグラフス』ウォーカー・エヴァンス |
土屋誠一 |
|
23. |
『絵画・写真・映画』ラースロー・モホイ=ナジ |
土屋誠一 |
|
28. |
カメラ雑誌 |
土屋誠一 |
|
43. |
芸術写真 |
土屋誠一 |
|
72. |
『写真小史』ヴァルター・ベンヤミン |
土屋誠一 |
|
103. |
ゾーンシステム |
土屋誠一 |
|
116. |
日本工房 |
土屋誠一 |
|
140. |
フォトグラム |
土屋誠一 |
|
142. |
フォトモンタージュ |
土屋誠一 |
|
179. |
291ギャラリー |
土屋誠一 |
|
71. |
『写真週報』 |
小原真史 |
|
76. |
「写真に帰れ」伊奈信男 |
小原真史 |
|
80. |
写真壁画 |
小原真史 |
|
128. |
『裸の街』ウィージー |
小原真史 |
|
141. |
フォト・セセッション(写真分離派) |
小原真史 |
|
159. |
『ライフ』 |
小原真史 |
|
167. |
f/64 |
小原真史 |
|
169. |
『FRONT(フロント)』 |
小原真史 |
|
170. |
FSA(農業安定局)プロジェクト |
小原真史 |
|
41. |
『建設のソ連邦』 |
河村 彩 |
|
164. |
『レフ』 |
河村 彩 |
|
86. |
シュルレアリスム |
成相 肇 |
|
110. |
デフォルマシオン |
成相 肇 |
|
123. |
ニュー・バウハウス |
沢山 遼 |
|
129. |
バウハウス |
金 相美 |
|
139. |
ファッション写真 |
井上雅人 |
|
143. |
「複製技術時代の芸術作品」ヴァルター・ベンヤミン |
高橋聡太 |
その180項目のうち、20世紀前半を対象とした(または20世紀前半を主たる対象とした)項目を選ぶと、以下の41項目です。
|
連番 |
項目名 |
執筆者 |
|
2. |
『アサヒグラフ』 |
冨山由紀子 |
|
3. |
芦屋カメラクラブ/ACC |
冨山由紀子 |
|
6. |
『アメリカン・フォトグラフス』ウォーカー・エヴァンス |
土屋誠一 |
|
23. |
『絵画・写真・映画』ラースロー・モホイ=ナジ |
土屋誠一 |
|
28. |
カメラ雑誌 |
土屋誠一 |
|
36. |
組写真 |
冨山由紀子 |
|
39. |
『決定的瞬間』アンリ・カルティエ=ブレッソン |
冨山由紀子 |
|
41. |
『建設のソ連邦』 |
河村 彩 |
|
43. |
芸術写真 |
土屋誠一 |
|
48. |
『光画』 |
冨山由紀子 |
|
71. |
『写真週報』 |
小原真史 |
|
72. |
『写真小史』ヴァルター・ベンヤミン |
土屋誠一 |
|
76. |
「写真に帰れ」伊奈信男 |
小原真史 |
|
80. |
写真壁画 |
小原真史 |
|
86. |
シュルレアリスム |
成相肇 |
|
87. |
新興写真 |
冨山由紀子 |
|
101. |
前衛写真協会 |
冨山由紀子 |
|
102. |
ソラリゼーション |
冨山由紀子 |
|
103. |
ゾーンシステム |
土屋誠一 |
|
106. |
丹平写真倶楽部 |
冨山由紀子 |
|
110. |
デフォルマシオン |
成相肇 |
|
116. |
日本工房 |
土屋誠一 |
|
123. |
ニュー・バウハウス |
沢山遼 |
|
126. |
ニューヨーク近代美術館写真部門 |
冨山由紀子 |
|
128. |
『裸の街』ウィージー |
小原真史 |
|
129. |
バウハウス |
金 相美 |
|
136. |
ピクトリアリズム |
冨山由紀子 |
|
139. |
ファッション写真 |
井上雅人 |
|
140. |
フォトグラム |
土屋誠一 |
|
141. |
フォト・セセッション(写真分離派) |
小原真史 |
|
142. |
フォトモンタージュ |
土屋誠一 |
|
143. |
「複製技術時代の芸術作品」ヴァルター・ベンヤミン |
高橋聡太 |
|
148. |
ベス単 |
冨山由紀子 |
|
158. |
ライカ |
冨山由紀子 |
|
159. |
『ライフ』 |
小原真史 |
|
164. |
『レフ』 |
河村 彩 |
|
167. |
f/64 |
小原真史 |
|
169. |
『FRONT(フロント)』 |
小原真史 |
|
170. |
FSA(農業安定局)プロジェクト |
小原真史 |
|
178. |
『20世紀の人間たち』アウグスト・ザンダー |
冨山由紀子 |
|
179. |
291ギャラリー |
土屋誠一 |
これは、数が少ないですね。
DNP 大日本印刷が運営している現代美術関係のサイト「アートスケープ/artscape」の中に「アートワード」というページがあります。もともとはかなり昔から存在しており、最近登場したなどというわけでもありませんが、ご紹介します。
https://artscape.jp/artword/index.php
以下のように説明されています。
「Artwords®(アートワード)」について
『これからのアートを読み解くために必須の用語として、artscapeが幅広い芸術・表現の分野から厳選した1,581語を収録した「現代美術用語辞典ver.2.0」を、これまでの「現代美術用語辞典ver1.0」と合わせて「Artwords®(アートワード)」という名称にいたしました。』
なお、統合時期がいつなのかは、このページを見る限り、直ちにはわかりませんでした。
かなりの項目数ではありますが、個別の作家・写真家などの個人の記事はありません。人名は、「アートワード」ではない、ということなのでしょう。(ただし、「アラーキー」などという例外あり)
「ジャンル」で「写真」を選択すると、180項目になります。
https://artscape.jp/artword/index.php/category/photo
>>1706
No1703.~No.1706(2018年2月25日)でご紹介した次のページについて、
DICTIONNAIRE DES PHOTOGRAPHES JAPONAIS MODERNES
http://photojp.hypotheses.org/donnees-connexes/photographes
大変遅ればせながら、掲載されている日本人写真家をチェックして、知っているかどうか、知らないとかピンとこない写真家が含まれているとしたらどういう写真家なのかを確認してみました。
すると、名前がすぐにはわからない写真家(30名強)は、ほぼすべて、雑誌『光画』に作品が掲載された写真家(とはいえ、必ずしも、中山岩太、野島康三などの「有名どころ」ではない写真家)だということがわかりました。
なお、『光画』に掲載された写真作品は、すべて、次の本に掲載されていますので、ご参照ください。
光画傑作集(日本写真史の至宝・別巻)
飯沢耕太郎・金子隆一監修
国書刊行会
2005年
本体4500円・税込4860円
『光画』全体であれば、次の復刻版がいいのですが、
光画・復刻版(全3巻)
復刻版「光画」刊行会編
復刻版『光画』刊行会
1990年
これは、(高価だという理由もあり)多くの公立図書館で必ずしも所蔵されているわけではなく、現在では入手もできず、かりに入手できたとしてももともとかなり高価(実際の値段まではすみませんが不明です)で個人が入手することは困難なので、国書刊行会の本がとても便利です。現在も入手は可能なようです。
さて、フランス語のページに掲載されていた「ピンとこない」写真家の中で『光画』に掲載された写真家ではない、唯一の例外は、次の人物です。
OSANUMA Osamu – 淺沼治(1883-)
そもそも、ローマ字表記が間違っていますが、
ASANUMA Osamu
が正しく、有名な写真材料商(写真商)である浅沼商会の2代目社長です。
ネット上で調べてみたところ、没年は「1949年」と確認できました。
(株)浅沼商会『浅沼商会百年史』(1971.10)
https://shashi.shibusawa.or.jp/details_nenpyo.php?sid=7430&query=%E6%B5%85%E6%B2%BC%E6%B2%BB
しかし、生年までは確認できませんでした。ただ、上記リンク先ページでは
「昭和24年(1949)12月26日 浅沼治死す。六十八歳。」
という記載ですので、生年は、1881年の可能性が高いですね。(要するに、1883年というのは間違いの可能性が高い)
以上の結果を、一応記載しておきます。
ASANUMA Osamu - 浅沼治(1881-1949)