先に、No.2156とNo.2174でご紹介した兵庫県立美術の巻の中山岩太展ですが、ふと兵庫県立美術館のウエブサイトを見てみましたら、次のような充実したページができていました。
https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_2504/nakayama.html
ただし、以前から希望していた「作品リスト」はなぜか掲載されていません。どうか、掲載をよろしくお願いします。「中山岩太展」以外の、コレクション展Iについては、作品リストは掲載されているのに、
https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_2504/list_j.pdf
https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_2504/detail.html
中山岩太の部分のみ別の「作品リスト」になっているためにでしょうか、抜けてしまっているのです。
現在は、中山岩太展は「第2期」となっています。しかし、兵庫県立近代美術館に再度うかがうことは難しいので、その「作品リスト」を入手し、「第1期」のようにここに掲載することはできないでしょう。その意味でも、なおさら、ウエブサイトへの作品リストの掲載を期待します。
よろしくお願いします。
「AIに尋ねる」シリーズ(?)第3弾です。
Chat GPT(Open AI)、Gemini(旧称Bard)(Google)、Copilot(Microsoft)に、次のような質問をしてみました。。
「2025年後半から2026年にかけてこれから日本で開催予定の20世紀前半の絵画、写真、建築、デザイン(ポスターなど)などを対象とした美術展を5件紹介してください。展覧会名、会場の美術館などの名称、会期、出典(ウエブサイトなど)の4項目を表にしてください。もしも、5件に満たない場合には、発見できた展覧会だけで構いません。」
回答は以下のとおりでした。
ChatGPT
申し訳ありませんが、2025年後半から2026年にかけて開催予定の具体的な美術展については、現時点では詳細な情報を提供できません。ただし、一般的に日本の主要な美術館やギャラリーでは、20世紀前半の絵画、写真、建築、デザインに焦点を当てた企画が予定されています。最新の情報については、各美術館の公式ウェブサイトや展覧会案内をご確認されることをお勧めします。
もし、既に発表された展覧会情報をお持ちでしたら、それをもとに具体的な内容に関してお手伝いすることも可能です。
Gemini
承知いたしました。2025年後半から2026年にかけて日本で開催予定の20世紀前半の絵画、写真、建築、デザイン(ポスターなど)を対象とした美術展について、現在発表されている情報をもとに5件ご紹介します。
最新の情報は随時更新される可能性がありますので、ご覧になる前に各美術館の公式ウェブサイトでご確認いただくことをお勧めします。
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展覧会名 |
会場の美術館などの名称 |
会期 |
出典(ウェブサイトなど) |
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ゴッホと静物画―花と果実から人生の深淵へ |
ひろしま美術館 |
2025年10月1日〜2026年1月25日 |
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マティス 自由なフォルム |
国立新美術館 |
2026年2月14日〜5月25日 |
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没後100年 河村梁(かわむらりょう)展 |
名古屋市美術館 |
2025年11月2日〜2026年1月19日 |
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東京国立近代美術館60周年記念展「未来へのまなざし:近代日本美術の多様な展開」 |
東京国立近代美術館 |
2025年10月28日〜2026年2月1日 |
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菊池華秋展(仮称) |
福島県立美術館 |
2026年1月24日〜3月22日 |
Copilot
以下は、2025年後半から2026年にかけて日本で開催予定の、20世紀前半の絵画・写真・建築・デザインに関連する美術展の一覧です。該当する展覧会は現在のところ4件確認できました。
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展覧会名 |
会場 |
会期 |
出典 |
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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 |
東京都美術館 |
2025年9月12日〜12月21日 |
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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 |
愛知県美術館 |
2026年1月3日〜3月23日 |
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オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語 |
国立西洋美術館 |
2025年10月25日〜2026年2月15日 |
[orsay2025.jp](https://www.orsay2025 |
(以上で引用終了)
まず、Copilot、4件と書きながら3件しか挙げていないのは笑い話かもしれませんが、ゴッホは19世紀、印象派も19世紀です。0点ですね。
次にGeminiですが。
「河村梁」と「菊池華秋」は聞いたことのない名前だな、と出典で挙げられている美術館のサイトを見てみましたが、いずれにも掲載されていません。「菊池華秋」のほうは日本画家としては存在するようですが、これ以上の調査は、長時間を使わざるをえず、しかも結局行き止まりになりそうなので、調べるのはやめました。
最後に、ChatGPTは嘘をつかず潔い点はいいのですが、情報が出てこないのでは意味がありません。
少なくとも、このスレでもすでにご紹介している、次の2企画は挙げていただきたかったとおもいます。
・野島康三と斎藤与里/埼玉県立近代美術館
・拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ./大阪中之島美術館
ということで、このような質問では3つのAIとも全然役に立たないことがまたわかりました。今後に期待します。
「新建築2025年8月号/特集・建築100年PART1」ですが、刊行されています。情報も出されています。
https://japan-architect.co.jp/shop/shinkenchiku/sk-202508/
https://post-architecture-books.com/collections/sk/products/sk-202508
目次だけ掲載しておきます。
監修者
加藤耕一(東京大学大学院工学系研究科教授)
坂牛卓(チリ・カトリック大学客員教授)
権藤智之(東京大学大学院工学系研究科准教授)
長谷川香(東京藝術大学美術学部建築科准教授)
刊行のことば
連鎖としての建築史
──新建築100年を読み継ぐ
吉田信之(新建築社社主)
はじめに
加藤耕一(監修者代表)
建築100年のマトリクス(20世紀編)
論考
現代建築の歴史をひらく
加藤耕一
空間価値の変容
坂牛卓
BEFORE 1920s
歴史主義からの脱却 長谷川香
コラム:
鉄筋コンクリート──技術革新のアナクロニズム 後藤武
19世紀のハウジングから20世紀のジードルンクへ 海老澤模奈人
1920s
第一次世界大戦後の世界 加藤耕一
コラム:
表現主義と分離派建築会──方法としての鉄筋コンクリート造 田路貴浩
近代社会における死と建築 長谷川香
1930s
1930年代の激動 坂牛卓
コラム:
コラボレーションによる構造デザインの幕開け 金田充弘
1940s
破壊から再生へ 長谷川香
コラム:
戦中に胎動する建設工業化 山名善之
世界の戦災復興と都市 頴原澄子
1950s
つくられた豊かさ 権藤智之
コラム:
コンクリート──希望と幻滅 Diego Grass
資材の再利用と建築時間論 加藤耕一
建築の冷戦 本田晃子
1960s
船は何処へ 長谷川香
コラム:
環境建築のはじまり 岩元真明
1970s
進歩と調和 権藤智之
コラム:
建築家と住宅──1970年代の土壌 塩崎太伸
アフリカのモダニズム 樫村芙実+小林一行
1980s
戦場の拡張 坂牛卓
コラム:
建築と思想 松井健太
1990s
歴史の終焉/21世紀を告げる新たな狼煙 加藤耕一
コラム:
1990年代についての証言 西沢大良
1990年代の環境と技術 清野新
コンピュテーショナル・デザインはいつ始まったのか? 平野利樹
ライトコンストラクション ヨコミゾマコト
平凡な素材だけでつくる非凡な建築 長谷川豪
環境共生 金子尚志
ハイテク建築家によるリノベーションの展開 常松祐介
身体的な脆さの共有 篠原雅武
建築家が「巨大性」に触れた時代 藤村龍至
1995年の建築的現実──閉じられた空間に穴 大澤真幸
INDEX
PROFILE
CREDIT
建築100年企画広告
第19回 長谷工住まいのデザイン コンペティション 追加告知
(つづき)
|
近代建築の思想 |
南泰裕 |
鹿島出版会 |
2025/12/5 |
¥2,200 |
|
日本の写真と戦争 |
佐藤真 |
みすず書房 |
2025/12/15 |
¥3,080 |
|
日本の建築家たち 1920–1945 |
松隈洋 |
学芸出版社 |
2025/12/20 |
¥2,640 |
|
モダン都市東京のデザイン |
竹内誠 |
吉川弘文館 |
2025/12/25 |
¥2,200 |
|
昭和初期の美術運動と社会 |
中村尚史 |
岩波書店 |
2025/12/28 |
¥1,980 |
|
日本の近代美術と国際交流 |
田中正之 |
武蔵野美術大学出版局 |
2025/12/30 |
¥2,420 |
補足
ご希望があれば、分野別(例:建築のみ、写真のみ)やテーマ別(例:モダニズム、戦前の都市文化)に再整理することも可能です。どの方向に深掘りしましょうか?
(以上で、引用終了)
ChatGPTとGeminiは「できない」といういさぎよい回答です。もう半年もたっているのに2025年のはダメなどとそんなに情報が古くてどうするんだとは思いますが、まあよしとしましょう。すっきりします。
問題は、Copilotです。他の2つに比べてよくやったものだと感心して、表を上から見ていていくと、例えば、「東京美術学校物語」などは岩波新書で、この場でもご紹介したなと思っていましたが、途中から、「あれ?」となり、次のタイトルを見て、愕然としました。
|
日本の写真史 1900–1950 |
飯沢耕太郎 |
青幻舎 |
2025/6/25 |
¥3,080 |
調べていただければ、お分かりのとおり、こんな本は刊行されていません。それ以外にも、存在しないと思われる怪しい本が何冊もあります。とんでもない表です。いちいち調べて確認する気にもなりません。また、「刊行年月日」の欄を見ると、8月以降年末までの刊行予定?の本も含まれていることも気になります。「刊行された」書籍を依頼したのですが…。未刊行の本は余計に怪しく感じます。
ちなみに、間違っている点はあえて指摘せずに、「表に出典となるURLを追加せよ」と依頼したら(最初からそう依頼すべきでした)、30冊すべてについてAmazonの該当ページをつけれくれました。しかし、例えば、この「日本の写真史1900-1950」の列のAmazonのURLを見ると、全然別の本でした。
なお、「刊行予定」の本についても、遠くない将来に同様の質問をしてみたいと思っていたのですが、上記のとおりあまりに酷い結果のため、諦めました。
AIのこういう使い方はまだ早い(逆に言えば、時間がたてばやがてできるようになる)、ということでしょう。「いつまでたってもできるようにはならない」などと悲観的に考えるのではなく、楽観的に考えることにしましょう。
(つづき)
<Copilot>
2025年に刊行された日本語の書籍のうち、20世紀前半の美術・写真・建築・デザインに関連するものを調査した結果、該当する書籍は多数存在しました。そのため、約120冊以上の候補から、より重要と思われる30冊に絞ってご紹介します。選定基準は、専門性・資料性・著者の信頼性・出版元の評価・レビュー数などを総合的に考慮しています。
2025年刊行の重要書籍リスト(20世紀前半の美術・写真・建築・デザイン)
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書名 |
著者 |
出版社 |
刊行年月日 |
価格(税込) |
|
境界の美術史 増補改訂版 |
北澤憲昭 |
筑摩書房 |
2025/1/12 |
¥1,540 |
|
東京美術学校物語 |
新関公子 |
岩波書店 |
2025/3/22 |
¥1,078 |
|
列島の日本美術史 |
古田亮(編著) |
ミネルヴァ書房 |
2025/4/18 |
¥3,960 |
|
現代日本の美術 2025 |
美術の窓編集部(監修) |
生活の友社 |
2025/4/17 |
¥2,750 |
|
美術のシンボル事典 |
マシュー・ウィルソン |
翔泳社 |
2025/5/27 |
¥2,420 |
|
学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話 |
ちいさな美術館の学芸員 |
産業編集センター |
2025/5/22 |
¥1,760 |
|
カラー新書 入門 日本美術史 |
山本陽子 |
筑摩書房 |
2025/12/9 |
¥1,100 |
|
美術史入門(ちくまプリマー新書) |
池上英洋 |
筑摩書房 |
2025/6/5(改訂) |
¥990 |
|
若い読者のための美術史 |
シャーロット・マリンズ |
すばる舎 |
2025/8/23 |
¥2,420 |
|
美術の物語 ポケット版 |
エルンスト・H・ゴンブリッチ |
河出書房新社 |
2025/10/18 |
¥2,970 |
|
日本美術史(新版) |
山下裕二・高岸輝 |
美術出版社 |
2025/3/15(新版) |
¥3,300 |
|
西洋美術史(新版) |
秋山聰・田中正之 |
美術出版社 |
2025/2/20(新版) |
¥3,300 |
|
近代絵画史 増補版(上) |
高階秀爾 |
中央公論新社 |
2025/9/20(新版) |
¥1,100 |
|
美術検定公式テキスト 改訂版 |
美術検定実行委員会 |
美術出版社 |
2025/5/19(改訂) |
¥2,200 |
|
美術館が面白くなる絵画の観方 |
井上響 |
KADOKAWA |
2025/3/17 |
¥1,650 |
|
増補新装 カラー版 日本美術史 |
辻惟雄 |
美術出版社 |
2025/6/10 |
¥2,420 |
|
日本の近代建築史を読み解く |
中村昌生 |
学芸出版社 |
2025/4/5 |
¥2,640 |
|
モダン建築の系譜 |
五十嵐太郎 |
鹿島出版会 |
2025/5/10 |
¥2,200 |
|
日本の写真史 1900–1950 |
飯沢耕太郎 |
青幻舎 |
2025/6/25 |
¥3,080 |
|
日本のデザイン史 1920–1950 |
柏木博 |
平凡社 |
2025/7/15 |
¥2,750 |
|
近代建築と都市空間 |
藤森照信 |
筑摩書房 |
2025/8/10 |
¥1,980 |
|
日本のモダン写真 |
金子隆一 |
青弓社 |
2025/9/5 |
¥2,420 |
|
大正・昭和のポスター芸術 |
田中純 |
国書刊行会 |
2025/10/1 |
¥3,300 |
|
日本のモダンデザイン史 |
田中一光 |
美術出版社 |
2025/11/20 |
¥2,750 |