次の本が刊行されています。
ロシア革命と芸術家たち 1917-41
ツヴェタン・トドロフ
赤塚 若樹・訳
白水社
2025年3月31日
5400円
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b658600.html
白水社らしい本です。
タイトルだけしか見ないと、何となく、「いまさら?」というような、よくある、ありふれた内容のようですが、いったいどこに独自性や新しさがあるのか、どこにわざわざ翻訳をする価値があるのか、実物をじっくり見たいものです。
目次だけ掲載しておきます。
【目次】
序文 革命を前にした創造的芸術家たち 13
第一部 愛から死へ 33
第1章 革命の衝撃 39
ブーニン、言葉の批判 40
一九一七年のブルガーコフ 43
ゴーリキー、〈啓蒙〉の信奉者 44
メイエルホリド、熱狂 49
革命に奉仕するマヤコフスキー 52
自然の力に耳を傾けるブローク 56
パステルナーク、共感と留保 64
ツヴェターエワ、思想よりも人間を 71
第2章 自分の道を選ぶ 77
ピリニャーク、言い逃れをする抵抗者 82
マンデリシターム、匿名のビラ 87
ザミャーチン、最初のディストピア 91
バーベリあるいはありえない嘘 100
ブルガーコフ、悪魔を憐れむ歌 106
一致を求めるパステルナーク 115
第3章 文化的反革命 125
ショスタコーヴィチ──音楽と言葉 127
エイゼンシュテイン、勝った者が負けになる 136
第4章 死亡者名簿 145
第2部 カジミール・マレーヴィチ 159
第1章 革命の陶酔 169
第2章 ユートピアを生きる 177
第3章 アヴァンギャルド芸術家の旅程 185
第4章 芸術それ自体 197
第5章 幻滅の年月 211
第6章 共産主義の批判 221
第7章 逃亡と監禁 229
第8章 絵画への回帰 239
第9章 最後の探求 249
エピローグ 革命後 261
▪ 謝辞 275
訳者あとがき 277
▪ 図版一覧 16
▪ 訳註 15
▪ 原註 05
▪ 文献 04
▪ 索引 01
(以上で目次終わり)
必ずしも、対象は美術の分野だけではなさそうです。他方、マレーヴィチについては、詳細な内容が含まれているようです。それというのも、著者はマレ―ヴィチについての著作でも著名なためのようです。
実物を見たうえで、また、ご紹介したいと思います。