先に、『世界の美術家』について執筆者が記載されていないというようなことを書きましたが(No.1945)、同じ問題意識でNo.1941にも書名を出した『20世紀の美術家500』についてじっくり調べてみました。
すると、末尾のAcknowledgementsのページの最初に「Contributors and Consultants」という項目があり、次の8名が記載されていました。
Rachel Barnes
Martin Coomer
Carl Freedman
Tony Godfrey
Simon Grant
Melissa Larner
Simon Morley
Gilda Williams
「Acknowledgements」というと、たいてい掲載図版の許可元の記載しかないので、油断していました。これが執筆者という意味でしょうか? そうだとしても、どの記事をどの人が執筆したのか、わかりませんね。
それはそれとして、もしかすると、『世界の美術家』でも「Acknowledgements」の部分に何か記載があるかもしれません。次に見たときに、しっかり確認します。
なお、『20世紀の美術家500』のその他のクレジットは以下のとおりです。
発行:2000年11月20日
訳者:木下哲夫
発行者:大下健太郎
写真植字:有限会社アロンデザイン
発行所:株式会社美術出版社
日本語版装幀:中垣信夫+吉野愛
この本のオリジナルタイトルは『The 20th Century Art Book』(Phaidon, 1996)です。
ちなみに、このタイトルとともに、Susannah Lawsonという名前がウエブサイトで出てくることがあるのですが、日本語版ではこの名前は見つからず、編者というわけでもなさそうです。この本にとって、いったいどういう位置づけの人なんでしょうか? 不思議ですね。